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人民新聞セクハラ・パワハラおよび退職強要訴訟 第一回口頭弁論のご報告

  • 執筆者の写真: jimminvictim0314
    jimminvictim0314
  • 2022年4月29日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年5月3日

2022年4月28日。

大阪地方裁判所708号法廷にて、村上薫さんと人民新聞とのセクハラ・パワハラおよび退職強要訴訟の第一回口頭弁論が行われました。


14時30分の開始前から、傍聴席に座りきれないほどの支援者の方々に来ていただきました。

中には東京から傍聴に来られた方もいて、この問題に取り組むことの重要性を実感しました。

支援する会のメンバーは、傍聴する者と、閉廷後大阪弁護士会館で行われる報告集会の準備をする者とに分かれました。


 

当日は原告側は村上さんと担当の高岸佳子弁護士、被告側は人民新聞の元編集長である山田洋一氏、大川一夫弁護士が出席しました。

開廷後、原告の村上さんが陳述書を読み上げ、訴訟に至る経緯を語っていたのですが、

その時、被告席から『むちゃくちゃや!』という野次が飛んできたのです。

我々は『むちゃくちゃ』なのはそちらでは?と言いたいのを堪えて陳述書読み上げを最後まで聞き届けました。

その後、次回口頭弁論を6月9日14時から708号法廷で行うことを告げられ閉廷しました。

 

閉廷後は大阪弁護士会館902に場所を移して報告集会が行われました。

集会ではまず高岸弁護士から、村上さんが人民新聞を辞めているのか、いないのかということが曖昧になっていること。

セクハラ・パワハラの問題については、具体的に何が発せられ、それらの発言がどう問題があるのか明確なものがないため、これから纏めなければならないことが報告されました。


続いて団体交渉を行うきょうとユニオンから、人民新聞側は何がセクハラで何がパワハラなのかわかっていないこと。労働問題としては雇用関係に問題がある。具体的には雇用契約書も就業規則もなく、給与明細も出されていなかったり、長時間の残業を強いられることが常態化していたなどの問題があること。そもそも今回の問題の責任が個人なのか、組織なのかということも良くわからないことが指摘され、5月12日に第一回目の団体交渉が行われることが報告されました。


最後に、村上さんと宝島社との訴訟を支援するキュア相談所のメンバーから、村上さんのナイトワークの退職を強要した者の一人であり、かつ問題が立ちあがってからも長い間村上さんから事情も聴かずに放置していたことを謝罪しますと述べた上で、問題解決のため人民新聞との裁判を支援するとの報告がありました。


その後質疑応答では、現在精算中の株式会社人民新聞社と有限責任事業組合に再編された新体制の人民新聞についての質問や、過去に運動体からハラスメントを受けた方からの報告などがありました。

最後に村上さんから、沢山の方に集まっていただいたことへの謝意と今後の裁判への決意が述べられ、集会は終わりました。


次回6月9日の口頭弁論も多数の傍聴人で埋め尽くせますよう、コツコツとやっていきます。

ぜひ、今後の裁判にもご支援、ご注目いただきますようお願いいたします。

 
 
 

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